WRPSA。World Rock Paper Scissors Association(世界じゃんけん協会)。
サインイン
ブログに戻る

じゃんけん大会の開き方

2026年9月27日6分で読めますWyatt Baldwin
tournamentshostingguide

じゃんけん大会を開くには、シングルエリミネーション(勝ち抜き)のトーナメント表を選び、すべての試合を3本勝負にし、手の出し方のルールを参加者が来る前に書いておき、各テーブルに審判を1人ずつ置きます。核になるのはこれだけです。このガイドの残りは、盛り上がった人たちが「今のは後出しだ」と言い争わないための細かい工夫です。

上から順に進められるチェックリストの形にしました。トーナメント表を手作りしたくない人は、私たちの無料のイベント開催ツールが組み合わせと結果の管理をしてくれます。

ステップ1:規模と形式を決める

参加人数で、ほかのほとんどすべてが決まります。

参加人数形式おおよその所要時間
8〜16人シングルエリミネーション、3本勝負20〜40分
17〜64人シングルエリミネーション、3本勝負。決勝は5本勝負45〜90分
65〜128人予選リーグ(4人ずつのグループ)のあと勝ち抜き戦1.5〜2.5時間
人数問わず、気軽な会少人数グループでの総当たり戦自由

シングルエリミネーションが基本なのは、早くて分かりやすいからです。弱点は、1試合の失敗で帰ることになる点です。遠くから来る人や参加費を払う人がいるなら、もっと試合をさせてあげましょう。先に予選リーグをするか、全員が2回負けるまで残れるダブルエリミネーションにします。

人数が2のべき乗(8、16、32、64)でないときは、余った枠を1回戦の不戦勝(シード)にします。ふつうは先に申し込んだ人か、くじで決めます。どちらにするか前もって決め、そう伝えておきましょう。

ステップ2:試合のルールを書く

じゃんけん大会での言い争いのほとんどは、誰も合意していないルールから生まれます。次のルールを印刷して、最初に読み上げましょう。

  1. かけ声。 ひとつに決めて、それを守ります。よく使われるのは「じゃん、けん、ぽん」で、「ぽん」で手を出します。3拍目で出すグループもあります。どちらでもかまいませんが、混ぜてはいけません。
  2. 正しい手。 グーは握りこぶし。パーは手のひらを下か横に向けて平らに開いた手。チョキは人差し指と中指を伸ばして開いた形。それ以外は反則の手です。
  3. 後出し。 「ぽん」の拍のあとに形が変わった手は後出しです。1回目は、審判がその手をやり直させます。同じ試合で2回目をしたら、その選手はその手を負けにします。
  4. あいこ。 あいこはやり直し、試合の得点には数えません。
  5. 試合の長さ。 1ゲーム3本勝負で、1試合3ゲーム先取のしっかりした形式もあれば、単純な3本勝負で済ませる気軽な形式もあります。どちらかに決めましょう。
  6. 審判の判定は最終です。 もめた手はやり直し、言い争いはしません。

正しい手の形はルールのページでくわしく説明しています。テーブル用に印刷してもかまいません。

ステップ3:審判を集める

進行中のテーブルごとに審判を1人置きます。32人なら1回戦は16テーブルですが、2回戦では8テーブルだけになるので、トーナメントが進むにつれて審判を解放できます。審判の仕事はシンプルです。かけ声をかけ、両方の手を見て、1回ごとの勝者を告げ、試合結果を報告します。

開場前に5分間、打ち合わせをしましょう。審判どうしで合わせておくべきことは2つです。何を後出しとみなすかと、手の形があいまいなときにどうするか(やり直す)です。

ステップ4:会場を準備する

  • 試合ごとのテーブルや目印をつけた場所。 トーナメント表と対応する番号をつけます。
  • 見えるトーナメント表。 大きく印刷したものか画面です。次に誰と当たるか、みんな知りたがります。
  • 審判が結果を報告する受付。 トーナメント表の担当は1人にし、ほかの人は書き換えません。
  • 決勝用のステージか広い場所。 会場全体で見られるようにします。決勝はみんなの記憶に残る場面です。
  • マイク。 参加者が40人くらいを超えるなら用意しましょう。

ステップ5:受付とシード

前もって名前を受け付けておけば、当日までにトーナメント表を作れます。そのうえで当日参加の枠も残しておきましょう。じゃんけんには信頼できるランキングがないので、シードはほとんど意味がありません。くじで決めるのが公正なやり方です。みんなの前でくじを引くか、ソフトウェアに任せましょう。

参加者には開始15分前までに受付を済ませてもらいます。トーナメント表を確定した時点で受付していない人は、当日参加の人と入れ替えるか、不戦勝の枠にします。

ステップ6:賞品(出すなら)

賞品は必須ではありませんが、優勝者にトロフィーやメダルがあると、決勝が本物らしくなります。安くて楽しいもので十分です。色を塗った石、おもしろトロフィー、地元のスポンサーからのギフトカードなどです。参加費を取って現金の賞金を出すなら、先に地元の偶然性や技能のゲームに関するルールを確認してください。場所によって違い、私からは助言できません。

ステップ7:当日を進める

32人の夜の大会のタイムラインの例です。

時間内容
-60分テーブル設置、トーナメント表の印刷、審判の打ち合わせ
-15分受付終了、トーナメント表を確定
0あいさつ、ルールの読み上げ、正しい手と後出しの実演
+51回戦(32人)
+152回戦(16人)
+25準々決勝
+35準決勝
+45決勝(5本勝負、ステージで)
+55表彰と写真撮影

余裕を持たせましょう。あいこはやり直すので、試合は思ったより長くかかります。

もっと楽しくする工夫

  • テーマのあるトーナメント。 2005年のクリスティーズとサザビーズのオークションを決めた勝負など、有名な試合の名前を各ラウンドにつけます。ほかの例は有名な場面をご覧ください。
  • 変化形のサイドイベント。 早く負けた人向けにリザード・スポックのトーナメントを開きます。ルールはバリエーションのページにあります。
  • 練習コーナー。 待っている間にコンピューターと対戦できるノートパソコンやスマホを置きます。
  • 募金活動。 じゃんけんは費用の少ないチャリティーイベントに向いています。募金活動やチームイベントでのじゃんけんの使い方について別のガイドを書きました。

印刷用の当日チェックリスト

  • トーナメント表を印刷して掲示した(予備も)
  • 各テーブルにルール表を置いた
  • 審判に打ち合わせをし、テーブル番号を割り当てた
  • 受付に結果記入用紙かツールを用意した
  • マイクをテストした
  • 賞品をステージのテーブルに置いた
  • あいこの決着と後出しのルールを合意した
  • 欠席者と当日参加者への対応を決めた

形式や競技としてのじゃんけんの全体像は、大会ガイドをご覧ください。

よくある質問

じゃんけん大会にはどのくらい時間がかかりますか?

3本勝負なら、ラウンド間の準備も含めて1ラウンドあたり約10分です。32人のトーナメントは5ラウンドあるので、だいたい1時間を見ておきましょう。

審判は何人必要ですか?

進行中の試合1つにつき1人です。一番忙しいのは1回戦で、そのあとはラウンドごとに半分の人数で足ります。

2人がずっとあいこを続けたらどうしますか?

やり直し続けます。あいこは数えません。試合が長引くのは、たいてい2人が相手のまねをしているからで、すぐに決着がつきます。

公式の大会ルールはありますか?

今は、拘束力のあるルールを定める統括団体はひとつもありません。自分でルール表を作り、大会の前に公開し、一貫して適用しましょう。