Rock Paper Scissors Shootのかけ声
たった4語。それでも友情を壊してきた論争があります。結局、いつ手を出すのか。
「Rock, Paper, Scissors, Shoot!」は、アメリカでじゃんけんを始めるときのもっとも一般的なかけ声です。2人がかけ声のたびに握りこぶしを振り、「Shoot」で手を出します。この4拍目は飾りではありません。2人の手が同時に出ることを保証するためのもの——つまり、このゲームの公正さそのものです。
タイミングをめぐる大論争
大きく2つの流儀があり、これが混ざると揉めごとが始まります。
- 「Shoot」で出す(4拍) — 「Rock, Paper, Scissors」はすべてカウント用の予備動作で、4拍目で手を開きます。アメリカの大半で主流です。
- 「Scissors」で出す(3拍) — 3拍目で手を出し、「Shoot」はまったく使いません。ほかの英語圏でよく見られ、そこではゲーム自体が別の名前で呼ばれていることも多くあります。オーストラリアでは「Scissors, Paper, Rock」が一般的です。
どちらも間違いではありません。間違いなのは、同じ勝負で2人が違う流儀を使うことです。結果は決まっています。片方は3拍目、もう片方は4拍目に手を開き、勝負より長い言い争いが始まる。始める前にかけ声を合わせておきましょう。これは礼儀の話ではなく、争いの予防策です。
公式ルールはこう定めている
WRPSAの競技では、かけ声の代わりにプライムを使います。2人がこぶしを揃えて振り、合意した最後の拍でぴったり同時に手を出す。早くも遅くもなく、ちょうど同時にです。早く出すのはフライング、相手の手を覗こうとして遅らせるのは出し遅れで、このゲームでもっとも重い反則のひとつです。タイミングの規定はWRPSA公式ルールに全文が載っています。
このかけ声の由来
タイミングを合わせるかけ声は、このゲームそのものと同じくらい古いものです。現在の形が生まれた日本では、「じゃんけんぽん」と唱えて「ぽん」で出します。同じ3拍の仕組みが、違う音をまとっているだけです。「Shoot」は、世界中で歌われている歌のアメリカ版の一節にすぎません。地域によっては「Ro-Sham-Bo」と唱え、「Bo」で出します。
あいこと、その先のすべて
同じ手が出た? あいこです。もう一度かけ声をかけて、すぐ出し直します。気軽な勝負の多くは3本勝負で行われるので、一回のまぐれでは何も決まりません。そこからは本格的な戦略まで坂を転がるように進み、気づけば確率の計算を読み、真夜中に見知らぬ相手とオンラインでじゃんけんをしているはずです。ルールを作っているのは私たちではありません。(実は私たちですが、そのルールは違います。)
